Melodyneエディション
Melodyneには4種類のエディションがあり、最小がMelodyne essential、最大がMelodyne studioです。どのエディションにも同じアルゴリズムと音色生成技術が採用されており、違いは機能範囲のみです。全エディションに共通する機能は次のとおりです。
ノート単位の音楽的な操作: Melodyneはオーディオファイルに含まれる個々の音を識別し、全体的な音楽的文脈に沿ってそれぞれの音の位置を理解します。直感的な操作により、すべての音の細部に簡単にアクセスでき、圧倒的なディテールで演奏をコントロールできます。
ノートアサインの微調整: 通常、録音内容やサンプルの分析は極めて正確ですが、素材が曖昧でMelodyneの分析が望みどおりのものでないことがあります。このような場合でも修正は簡単です。Melodyneによる分析を編集し、自分の解釈とぴったり合うよう微調整できます。
メロディ、パーカッション、複雑なオーディオ素材向けアルゴリズム: ボーカル、楽器、インストゥルメント、ドラム、ドローンの編集と、汎用性の高さはMelodyneの最大の強みのひとつです。
ピッチ、タイミング、ボリュームのインテリジェントなマクロ: インテリジェントなマクロなら、問題の修正や録音内容の強化も数クリックで直観的かつシンプルに素早く行えます。
コード機能: コードグリッドとコードトラックは、非常に高速で効率的な作業を可能にします。必要に応じて、Melodyneでコードを検出することも可能です。
選択権はユーザーに: Melodyneがユーザーの素材を勝手に変更することはありません。コントロール権は常に_ユーザー_にあります。直感的かつ音楽的な方法で、すべての音のあらゆる側面をシェイピングできます。
macOSでもWindowsでも: どのエディションも、スタンドアロンのアプリケーションとして、またはプラグイン(VST3、AU、AAX)として実行できます。ARA Audio Random Accessを使用したDAW連携は特にユーザーフレンドリーです。
エディション間の互換性: Melodyne essentialで開始したプロジェクトをMelodyne studioで開き、パワフルな上位エディションの機能を使用して編集できます。また、Melodyne studioで編集したプロジェクトをMelodyne essentialで開いて再生しても、編集内容はすべて忠実に再現されます。ただし、さらに編集を加えたい場合、機能の少ないMelodyne essentialの機能セットを使用して編集することになります。
アップグレードは差額のみで可能: 機能の少ないエディションでスタートし、後から上位エディションにアップグレードしたい場合も問題ありません。しかも、最終的な支払額は、最初から上位エディションを選択したときと変わりません。